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【簿記】証ひょうの会計処理【まとめ】

1.証ひょうとは

 

証ひょうとは、取引の証拠書類のことを言います。

 

取引を行っているとそれに伴い、何かしらの証拠が必要になってきます。

 

でなければ、取引自体が無かったことになってしまう危険があるからです。

 

仕入側であれば、先にお金を支払う際にその仕入れに伴い証拠がないと、先方がお金を受け取っていないと言い出したら、商品を仕入れることが出来ないかもしれません。

 

こちらに対し売上側でも、先に商品を受け渡す際にその売り上げに伴い証拠がないと、先方が商品を受け取っていないと言い出したら、お金を受け取ることが出来ません。

 

通常通り商品と代価が受け渡された後でも、受け取っていないとなる可能性もありますよね。

 

このようなケースは多種多様にあり、商品の売買時のみに限ったことではありません。

 

ですから、会社として取引を行った際には証ひょうは必須であり、基本的にはその証ひょうが取引のあった証拠であり、その証ひょうにより会計処理することが可能です。

 

実務においては、取引を口頭や文書で確認するよりも、証ひょうにより取引の事実があったことが分かりその証ひょうにより会計処理を行います。

 

ですから、試験をより実践的なものとする為、証ひょうからの会計処理を行うことが新たな出題傾向として導入された。

 

2.証ひょうの種類

 

①『納品書』

②『請求書』

③『領収書』

 

等の売買に関わる証ひょうは日常的によく利用する為に、とても大切です。

 

その他にも、

④税金を納付した時の税金の『納付書』

⑤旅費交通費の概算の報告をする時の『旅費交通費等報告書』

⑥銀行で振り込みを依頼した時の『振込依頼書』

⑦普通預金や定期預金の入出金の明細である『入出金明細書』

⑧当座預金の明細である『当座預金照合表』

等様々な種類の証ひょうがあります。

 

3.証ひょうの会計処理

 

・納品書、請求書、領収書等の売買関係の証ひょう

・振込依頼書、当座預金照合表、入出金明細書等の預金関係の証ひょう

・法人税、消費税な等の税金関係の証ひょう

 

それぞれにおける証ひょうの仕訳が知りたい方はご参照ください。

 

証ひょうから会計処理を行うにあたっては、1つ1つの証ひょうがどのような取引の際に作成されたのかを把握しなくてはいけません。

 

基本的には通常の文章題と変わりはありませんが、その取引内容は証ひょうでも大体把握することが出来ます。

 

つまり、取引の内容を人に説明されなくても対価を何で払ったのか(受け取ったのか)等を除き、証ひょうからでもご自身で把握して会計処理出来るようになる必要があります。

 

その内容は一度知ってしまえば解きやすい問題も多いと思います。

 

ですから、苦手意識を持たずに取り組んでみて下さい。

 

では、今回は以上です♪

 

ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)

 

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