1.高度な技術
今現在便利に生活しているのには、高度な技術が関係しています。
その高度な技術は、原始的な方法を行っていた過去があったことから、発展してきた技術です。
例えば、書くこと。
日本では、墨を利用して筆で和紙に書くことが当然でした。
墨を磨り、筆に墨をつけ、訂正が出来ないので和紙に丁寧に文字を書かなければならず、乾くまで待たなければいけません。
原始的には、もっとこれ以上に不便があったことでしょう。
このような不便がなければ技術は生まれません。
不便により高度な技術が生まれるということを知りましょう。
2.問題解決能力
原始的な方法を改善した考え方が、高度な技術を生み出してきました。
その改善してきた考え方というのは通常考える機会は無いかもしれません。
ですが、もし不便なことに直面したら考えることでしょう。
そのような考え方が、問題解決能力であり大切です。
問題解決能力を身に付けることは、今後の問題解決に役立つわけで、不便を知っていることで解決出来る可能性は高まります。
3.創造可能性
不便を改善する、問題を解決する為に、創造されることも多々あります。
書くことの例から考えてみたら分かりやすいでしょう。
筆で書いてた時代を経て、鉛筆で気軽に書けるようになり、消しゴムで気軽に消すことも出来ますよね。
さらに、鉛筆を削らなくても良いようにシャーペンが出来、簡単に消えないようにボールペンやサインペンもあり、最近では消せるボールペンもあります。
もっと言えば、端末で文字を打つことが出来るようになり、今後書くことが減ってくるかもしれません。
このような問題を解決してきた故に創造されてきたという背景があります。
ですから、不便は創造する可能性を与えてくれるのです。
まとめ
このように、不便により学ぶことは数多くあります。
不便がなければ人は発展していかないかもしれません。
ですから、今回は基本的に不便を無くしていくというのが基本姿勢でお話をさせて頂きました。
これとは別に、人として不便は大切であるという考え方もあります。
文字を書くのに墨を使い筆で書くという習字が無くならないのは、何故でしょう。
文字を書くのに表現力が必要とされたり、人が書いたという温かみのあることだから、大切な文化として残っているのでしょう。
これは、端末で書いた文字では表せないものです。
是非、このような視点も大切にされてください。
便利を追求することだけが本当の便利をもたらすわけではないということを理解していきたいですね。便利は不便利かもしれません。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^-^)