連結精算表と聞くだけで難しく感じるでしょう。
ですが、ビビることなく積極的にチャレンジしていきましょう。
結論
結論から言えば、子会社と親会社の合算した財務諸表であることを念頭に置いておけば問題ありません。
1.連結精算表とは
連結精算表には3種類の財務諸表が含まれます。
・連結貸借対照表
・連結損益計算書
・連結株主資本等変動計算書
1つ1つが難しいのに、一緒になっていれば当然難しいだろうと考えるでしょう。
処理する内容は基礎的なものであることが多いので、チャンスになることもあります。
2.固定概念は捨てる
とにかく難しいだろうという固定概念は捨てていく必要があるでしょう。
はじめは何も考えずにただ数字を埋めていくだけでも大丈夫です。
それを1つ1つ潰していけば気づいた時には問題が解けるようになっているはずです。
3.『連結精算表』を解く際のポイント【3選】
『連結精算表』を解く際のポイント【3選】は、以下の通りです。
3-1.合算
先ずは、合算です
なので、何ら処理がいらない勘定科目に関しては、ただ合算して書くだけです。
処理が必要な場合に関しては、親子会社における2つの財務諸表を合算するにあたりどのような問題が生じるのかを考えてみましょう。
「会社内部のことだから消さないとおかしいよね」とわかってくるはずです。
3-2.体系
次に、体系です
3種類の財務諸表はそれぞれ役目が決まっています。
貸借対照表→財政状態
損益計算書→経営成績
株主資本等変動計算書→純資産の変動
それぞれに大切な役割があるのです。
株主資本等変動計算書で計算した期末残高は貸借対象表における純資産の金額です。
3-3.当期純利益(又は損失)と期末
最後に、当期純利益(又は損失)と期末です
精算表には少しクセがあり、当期純利益(又は損失)と期末が残高で求められることから逆に記載されます。
あくまでも少ない方に表示されており、残高があるのは多い方の金額です。
結論:ポイントを押さえる
『連結精算表』を解く際のポイント【3選】
・合算
・体系
・体系
基本的には問題を解きながらポイントを見つけていくのが大切です。
連結精算表を作るのには相当な手間がいるので、そこまで難しい出題は考え難いので、諦めずに頑張りましょう。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/