専門的な内容が多く理解に苦しむことが多いと言えます。
結論
結論から言えば、形式的な違いを把握することで内容の理解に努めることができるのです。
1.連結会計とは
連結会計は最近では日商簿記2級でも取り上げられます
実質的にその会社を支配している会社がいる場合、投資家は経済的に単一の会社を総合的に判断したいです。
なぜなら、内部での取引が各々存在している場合、市場規模を把握することが難しいからと言えます。
内部取引を除外した、財政状態や経営成績等を把握するために連結会計は必要です。
2.企業結合とは
企業結合とは組織再編を行い企業規模拡大を目指していく等の場合に利用されるのです
取得・共同支配企業の形成・共通支配下の取引等、企業結合の内容は多岐に渡ります。
中でも取得とみなされた場合には、合併・株式交換・株式移転なのか、それぞれ処理が分かれてくるのです。
1つ1つ正確に把握していく必要があります。
3.連結会計と企業結合の違い【3選】
連結会計と企業結合の違い【3選】は、以下の通りです。
3-1.株式
先ずは、株式です
他の会社の株式の50%超を会社が保有している場合、株主総会における普通決議の要件を、法人1人で満たしてしまいます。
会社を支配しており、様々なことを決めることができるのです。
連結会計では、より実質的な判断がなされますが、株式というのがその一つの重要な要件と言えます。
3-2.1つの会社
次に、1つの会社です
企業結合では、法的に1つの会社になります。
連結会計では投資家などへ適切な情報を提供することが重要と言えます。
これに対して企業結合では当然に1つの財務諸表を作成するのです。
3-3.内部取引
最後に、内部取引です
ここまで説明してきたことを踏まえると、連結会計では内部取引を消去しなければ分かりづらい情報となってしまいます。
これは他の会社の株式を購入する際に、購入側では株式を計上し、発行側では資本金等を計上しているので相殺する処理です。
企業結合会計では、企業結合により連結会計の要件を満たさない限り行われないので注意が必要と言えます。
結論:1つの会社かどうか
連結会計と企業結合の違い【3選】
・株式
・1つの会社
・内部取引
大きく考えが違うのは1つの会社かどうかです。
細かくどのようになっているのかを把握していきましょう。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/