簿記の勉強は、非効率になることも多いです♪
思っているより、そのように計算される理由がしっかり決まっているからです。
結論から言えば、PDCAサイクルを導入して機械的に勉強することは、簿記を効率的に勉強する上で重要な役割を担うのです。
そこで今回は以下のことについてご紹介していきます
1.PDCAサイクルとは
PDCAサイクルとは、以下の4つを繰り返すことで効率的に経営を進める方法であり、それらの頭文字を取ったものがPDCAです。
PDCA
Plan(計画)
↓
Do(実行)
↓
Check(確認)
↓
Action(是正)
Action(是正)まできたらPlan(計画)に戻りまたPDCAを回しての繰り返しです。
そうすることで、効率的に経営を行っていけるとされるのです♪
参考記事:経営サイクルの活用法【PDCA】
2.なぜ簿記の勉強にPDCAサイクルを用いるのか
簿記の資格取得には遠回りが数多く存在します
それは、簿記の性質が問題となります。
簿記は、取引が先行してその取引をどのように計算して、どのように表示するのかを考えながら、仕訳する必要が有ります。
ですから、その内容を勉強しなければ心の底から理解出来ているとは言えないからです。
ですが、その内容は簡単なものだけではありません♪
その取引事実の内容は、簿記の内容を遥かに超越しています。
簿記のみを勉強する上では、その内容を深く理解するのは避けたほうが効率が良いのです
ですから、PDCAのような客観的に試験の点数を増やすようなことが重要なのです。
参考記事:簿記を勉強するモチベーションを簡単に上げる方法【3選】
3.簿記の勉強に経営サイクルを用いる方法
簿記の勉強に経営サイクルを用いる方法は、以下の通りです。
3-1.Plan(計画)
先ず、Plan(計画)です
計画段階では、今からいつ何をどのように勉強するのか決める段階です。
例えば、以下のようなことです
P:10時~11時 有価証券の分類・表示・計算(教科書)
D:11時~12時 問題集における有価証券を解く
昼休憩
D:13時~15時 過去問題集における有価証券を解く
C:15時30分~17時 実行して感じたことを書き出してみる
A:17時~18時 どうしたら点数が上がるか考える
このような感じで計画を行いましょう♪
3-2.Do(実行)
次に、Do(実行)です
実際に、問題集や過去問題集を解いていく段階です。
解いていくと難しいところや良く出るところが分かってきます♪
それを忘れずにしっかり覚えておきましょう。
その部分が勉強の鍵を握ります
3-3.Check(確認)
さらに、Check(確認)です
実行段階で気付いた部分をしっかり書きだして考えてみましょう。
忘れそうなこと
・有価証券の減損の処理要件
・財務諸表での「有価証券」と「投資有価証券」の表示
・「関係会社株式」とはなにか
これらも勿論大切ですが、もっと簡単で大切なこともあります。
簡単かつ大切なこと
・期末評価は良く出題されてるのに、ミスが多い
・翌期首における金額は洗替法と切放法との比較で出題される
点数を求める場合には、簡単かつ大切なことを重視しましょう。
参考記事:【最短合格】簿記試験に早く合格するためにすべきこと【3選】
3-4.Action(是正)
最後に、Action(是正)です
確認段階で気付いた苦手なところや大切なところ、ミスの改善を考えましょう。
期末評価の改善
・期末評価の集計ミスを無くすためT字を利用してみる
・翌期首なのか期末時の評価なのか毎回確認する
ただ確認しただけでは変えることが出来ません♪
実際に、是正することを忘れないようにしましょう。
POINT
具体的かつ良く出題されているところを重視することが大切です。
まとめ
このように、PDCAサイクルを簿記に導入すると効率の良い勉強を行うことが出来ます。
無意識に行えている方は、いるでしょう♪
ですが、内容理解を重視する方は特に、点数を気にしなさ過ぎてしまうこともあります。
そのような方は、今回ご紹介した機械的勉強法で資格取得に望んでみることも、1つの手です。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございましたりがとうございました(^^)/