ですが実際には帳簿付けだけでなく、お金について考えていくことを通じて経営管理に役立つのです。
結論
結論から言えば、法的な規制に基づく利害関係者への財務報告だけでなく、経理を通じて経営に役立つ経営管理を行うことが可能と言えます。
1.経理とは
経理の業務は取引を帳簿につけて行くにあたり、多角的な業務を行うのです。
・売上げ、仕入れの計算
・給与の計算
・会計帳簿や財務諸表の作成
会社法・金融商品取引法・税法により求められている利害関係者への経営報告のみではありません。
2.利害関係者への経営報告
経理で行っている会計処理により、株主・債権者・投資家等に対して適切な判断を行えるように情報を提供していくのです。
会社にとってメリットが感じられない会計処理ですが、実際には経営管理として役立てることが出来るのです。
経営管理を行い、適切な分析によりPDCAサイクルを回すことで、科学的な経営をしていくことが出来ます。
3.経理をすることで経営管理ができるようになる理由【3選】
経理をすることで経営管理ができるようになる理由【3選】は、以下の通りです。
3-1.原価管理
先ずは、原価管理です
経理により原価を計算していれば、作るのにいくらかかっているかを把握出来ます。
管理が可能な原価と管理が不可能な原価を分離して把握すれば、改善しやすいの言えます。
一般的に管理しやすいのは数量関係で、例えば製品をつくる時に仕損や減損を減らしていくことが可能です。
これに対して価格は管理不可能で、市場の需給変化など材料の高騰は避けられない部分があります。
3-2.予算管理
次に、予算管理です
会計帳簿をつけていくのは、過去の情報を記録しておく意味合いがあります。
活用して予算を編成していけばより実践的な予算の編成を行っていけます。
予算を設定した後、予算統制において実績と予算の比較して、改善するのです。
3-3.資金管理
最後に、資金管理です
収益と費用に着目しがちな会計処理ですが、お金に基づく管理も大切と言えます。
収益と費用とはお金を稼ぐにあたり、損得を早めに知る必要がある思考から生まれています。
お金の収支とは認識時点が切り離されているだけであり、実際にはお金が肝心であり管理を行う必要があるのです。
結論:経理による経営管理が経営の要
経理をすることで経営管理ができるようになる理由【3選】
・原価管理
・予算管理
・資金管理
実際に動いていくのは社員全員ですが、その管理を行うのは経理によるお金が中心です。
ですが、お金に着目し過ぎて人を機械としてみないことは注意していく必要があるのです。
今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/