その中でも、3級は紙の試験として実施され、ここから始める方も多いでしょう。
そこで、今回は概要についてご紹介した後、勉強法についてご紹介します。
1.検定料
2,850円(税込)
2.実施時期
2月・6月・11月 年3回
3.出題内容
商業簿記5題以内
4.試験時間
120分
5.合格基準
70%以上
その他詳細に関しては、商工会議所のHPをご参考ください。
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3/exam
6.出題内容の傾向
この先は出題内容の傾向に触れていきたいと思います。
第1問
仕訳5題
配点 全体の20%
第2問
・補助記入帳や補助元帳などの補助簿への記入
・勘定記入
・決算仕訳
配点 全体の10%前後
第3問
・残高試算表
・合計試算表
・合計残高試算表
・損益計算書、貸借対照表
配点 全体の3割前後
第4問
・伝票
・決算仕訳
・勘定記入
配点 全体の1割前後
第5問
・精算表
配点 全体の3割前後
7.勉強手順
私が思う勉強の手順をご紹介します。
①簿記で使用する用語を覚える
②教科書から簿記の1連の流れを把握する
③過去問の出題傾向を把握する
④実際に過去問を解いてみる
⑤分からないところは答えを見て計算方法を学ぶ
⑥過去問を通して解いてみる
①~⑥の流れが私は効率が良いと思います。
適宜分からない際に確認されてください。
2級までは出題傾向がパターン化されている箇所があります。
あまり細かいところに構わず分かるとこだけを読み進めて下さい。
続けると知らないうちに解けるようになります。
ただ、効率を重視しないことも大切です。
何故そうなっているのか考えることも楽しいですよ♪
簿記は以下の帳簿から財務諸表作成までの流れが重要です。
(1)仕訳帳または伝票を記入
(2)総勘定元帳と使う場合は補助記入帳に記入
(3)総勘定元帳から使う場合は補助元帳記入
(4)決算整理前試算表作成
(5)決算整理仕訳決算振替仕訳
(6)決算整理後試算表作成
(7)総勘定元帳を閉じる
(8)財務諸表作成
この流れが大切です!また、もうひとつ大切なのは、書き方です!
・仕訳や伝票の書き方
・総勘定元帳や補助簿の書き方
・試算表や財務諸表の書き方
取引をどのように書くのか、それが分かれば、後は表などの際には冷静に集計するだけです。
仕訳、流れ、書き方、を1つ1つの科目と捉えて見ていくと分かりやすいかもしれません。
この仕訳は流れの中のどこで行い、どう書くのか。
是非、焦らずマイペースで勉強されてください。
ご視聴ありがとうございました⊂(^(工)^)⊃