基本的に会計では会計処理の継続適用を求めているのです。
結論
結論から言えば、何故継続するべきなのかから逆算して考えていく必要があります。
1.『継続性の原則』とは
1つの会計事実に会計処理の選択適用が認められている場合には、会計処理を継続適用しましょうという原則です。
誤ってはいませんが、正確な意味を理解しておく必要があるのです。
2.会計事実と会計処理
会計事実とは会計処理を行う事実であり、会計帳簿に記録しておく必要のある事実です。
つまり資本主義の下、投資家の判断材料になる為に、会計処理していくのです。
3.簿記における『継続性の原則』簡単に理解するポイント【3選】
簿記における『継続性の原則』簡単に理解するポイント【3選】は、以下の通りです。
3-1.操作
先ずは、操作です
なぜなら、利益はいつ認識するかが課題に上がり、それにより簡単に利益が変わってしまうのです。
会計処理方法を継続していない場合には、利益を経営者が簡単に上げたり下げたりしてしまいます。
会計は正確に数字を把握する為に行われていますので、これでは意味がありません。
3-2.比較
次に、比較です
なにか問題が起こったのではないかと考えられます。
ですが、会計事実が変わっていないのに、会計処理の方法が簡単に変更されてしまえば、
投資家の判断を困らせます。
継続していることで、その数字の内容に着目することができるのです。
3-3.選択
最後に、選択です
ですが、様々な経営形態があるのにもかかわらず、1つの会計処理を強制するのは間違っています。
確かにそのような面もありますが、基本的にはそのような場合には要件を満たしていれば、いくつかの会計処理から選択適用が出来るようになるのです。
このような理由で選択適用が容認されているので、継続性が要求されてくると言えます。
結論:継続していれば分かりやすい
簿記における『継続性の原則』簡単に理解するポイント【3選】
・操作
・比較
・選択
つまり簡単に言えば、継続していれば分かりやすいと言うことであり、振出に戻ります。
会計の理論は難しく考えず、簡単に押さえた後深堀して考えていきましょう。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/