簡単そうに思えてそれが何なのかは意外としている方が少ないでしょう。
結論
結論から言えば、操業度に関係しているか否かで変動費と固定費は分類されます。
1.変動費・固定費とは
原価計算を勉強していない人の考え
変動費→変動する費用
固定費→固定的に発生する費用
具体的な例
変動費は、水道光熱費など使えば使うだけ変動する費用。
固定費は、家賃など使っても使わなくても支払わなければいけない費用。
このように具体的に考えていくと理解しやすいので、自分に置き換えて考えてみてください。
2.固変分解
会社で行う活動には様々なものがあり、簡単に固定費と変動費に分類できないものも多いです。
それが以下の2つです
・準固定費
・準変動費
特徴
準固定費→段階的に上がっていく費用
準変動費→一定のところまでは固定だがそれ以上が変動する費用
準固定費でよく言われるのが監督者の給与などで、しばらくは同額ですが、一定の期間経つと少しずつ上がっていきますよね。
準固定費
1年目から5年目20万円
5年目から10年目30万円
10年目から20年目40万円
準変動費は、携帯電話の料金などを考えれば分かりやすいでしょう。
準変動費
基本料金3000円(固定)+通話料金(変動)+パケット代(変動)
もちろん契約にもよりますが、前述したように考えると理解しやすいです。
その為、ここでは割愛しますが簡略化した固変分解の方法もあります。
3.変動費と固定費の違い
変動費と固定費の大きな違いは操業度に関連しているか否かです。
この操業度を利用するにあたって費用が発生しているか否かという基準で変動費と固定費に分かれるというのが通常の見解です。
簡単に言えば、製品を作る際に変動して発生するのか固定的に発生するのかの違いと覚えておけば、ほぼ正解です。
結論:操業度に関連して発生するか否か
今回ご紹介してきたように、これが何かを考えるのが1番難しいのです。
確かに完全に理解できれば一番良いのですが効率が悪くなってしまう可能性があります。
ですから、操業度に関連して発生するか否かという理解が出来れば大丈夫です。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*^^*)