これは、財務諸表の1つである貸借対照表における表示方法です。
結論
結論から言えば、現金になりやすいものから順番に並べていくだけで良いのです。
1.流動性配列法とは
流動性のあるものから順番に並べていこうという表示方法です
流動性とは、簡単に言えばお金を稼ぐ際によく利用されるものと言えます。
つまり1番はお金(現金預金)とされています。
2.固定性配列法
逆に、動きのない固定性のあるものから順番に並べようとする表示方法もあります
ですが単純に考えてあまり動きのないものを上に持ってきても見づらいだけと言えるでしょう。
そうすることで、動きのあるつまり流動性の高い勘定科目が見やすい仕組みになっています。
3.流動性配列法の覚え方【3選】
流動性配列法の覚え方【3選】は、以下の通りです。
3-1.お金に換えやすい
先ずは、お金に換えやすいことです
つまり期日が来ればお金に変わる受取手形と物を売ってお金に変えられる商品と比較して考えてみてください。
この場合商品は売るという過程があります。
つまりまだお金を受け取れる権利にすらなっていないため受取手形よりは下に表示されるわけです。
3-2.細かいことは気にしない
次に、細かいことは気にしないことです
正直、流動資産に関しては前述してきた通り、分かりやすいですよね。
また1つ1つの勘定科目を比較してみると本当にそうなのかと考え込んでしまうかもしれません。
ですが、どちらが先かという勘定科目の前後を細かく理解する必要はないと言えます。
覚えていることがいけないわけではありませんが覚える必要性は乏しいと考えましょう。
3-3.貸借対照表の表示
最後に、貸借対照表の表示です
流動性配列法に従って並んでいるということを前提に、貸借対照表の表示を確認しましょう。
つまり、どちらが先に表示されるかということよりも、その勘定科目がどの分類に表示されるかの方が断然大切です。
勉強していく過程においてはその勘定科目が、どの分類に表示されるか常に確認しながら進めていきましょう。
結論:基本はざっくり、覚えるなら現金になりやすいものから
流動性配列法の覚え方【3選】
・お金に換えやすい
・細かいことは気にしない
・貸借対照表の表示
個人的には、貸借対照表の順番を聞かれた試しがほとんどありません。
表示の名前が問われるなら、キャッシュフロー計算書など特殊な名称を使う場合の方が多いと考えられます。
基本的には流動性配列法よりも財務諸表のどこに表示されるかということを意識する必要があるわけです。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*^^*)