ですがちょっとしたポイントを押さえると、意外と簡単にできてしまいます。
結論
結論から言えば、普遍的な部分と例外的な部分をしっかり覚えていくことで、全体を理解することが可能になるのです。
1.減価償却費とは
通常固定資産は、長期にわたって利用することができます。
ですから 長期にわたって費用を配分する必要があるのです。
そうする事で、経済的な実態を適切に会計に反映することが可能なのです。
2.減価償却費の方法
減価償却費の計算には、様々なものがあります。
簡単に以下でご紹介しています↓↓↓
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決算整理事項Ⅲ(減価償却費)【簿記】
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ですが見ていただいた中で似ている部分がいくつかありましたよね。
その部分をしっかり 覚えていくことが重要です 。
そうすることで、減価償却費の計算が得意になることでしょう。
3.減価償却費の計算を簡単に解けるようになるためのコツ【3選】
減価償却費の計算を簡単に解けるようになるためのコツ【3選】は、以下の通りです。
3-1.新旧の概念
先ずは、新旧の概念です
ですが、先進国ではこの残存価額がなく、全額償却することが認められていたのです。
ですから先進国との足並みを揃えるよう色々な方法が模索されていました
その度に改正が行われた方法がありその時に購入した固定資産はその時 正しいと思われた方法によることとされています。
結果として購入した年に応じた方法によることとされているため200%に250%など様々な方法が入り混じってしまっているのです。
ですが、旧の方法では10%で行われてきた過去があるので、その方法によることも問題上あるかもしれません。
0円とすると帳簿に無くなる状態、いわゆる簿外資産になってしまうからです。
3-2.計算方法
次に、計算方法です
計算方法とは、今までご紹介してきた方法です。
以下のような、計算方法があります
・旧定額法、定額法
・生産高比例法
・旧定率法、250%定率法、200%定率法
このような方法は、金額を使うのと同じように各期に配分するための計算方法だと把握しましょう。
ですから、以下のような感覚です
・定額法→各期に均等に配分
・生産高比例法→使うに伴って配分
・定率法→率に伴って配分
やはり、モノは最初のうちが減価しやすいと考えられ、それを反映しているのが定率法です。
このように、それぞれの計算方法に意味があるということを分かっておきましょう。
また、定率法だけ率なので、減価償却累計額を控除して今までの減価した分をなくした残りの金額の内、償却率分減価させるということを覚えておくのが重要です。
3-3.仕訳の方法
最後に、仕訳の方法です
以下の2種類です
・直接法
・間接法
こちらの2種類があり、資産の価額を直接減らすのか、「減価償却累計額」に計上して、間接的に減らすかです。
直接法かつ定率法の場合には、「減価償却累計額」の額が分からないですが、どのように計算しますか?
前年の試算表の金額が与えられているのなら、控除せずに償却率をかければ良いのです。
このように、意外とややこしいこともあるので、冷静に考えていきましょう。
減価償却費は各期に費用を配分するだけ
減価償却費の計算を簡単に解けるようになるためのコツ【3選】
・新旧の概念
・計算方法
・仕訳の方法
このように、減価償却費には様々なややこしい要素があるので、頭が痛くなります。
出題されるのは普遍的な部分なので実務ほど詳細なところまで覚える必要はないでしょう。
あとは、出題の方法を数パターン理解しておけば完璧です。
シンプルに考えていきましょう。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/