その為、苦手意識を持ってしまう方が多いのが実情としてあります。
結論
結論から言えば、仕訳をひとつひとつ見ていく前に、普遍的な裏技的知識を身に着けていくことが重要なのです。
1.仕訳とは
仕訳とは、複式簿記において簿記の5大要素×取引の8要素から行われる取引の記録方法です。
ここでは、簿記の細かい内容は割愛させていただきます。
興味のある方はこちらをご覧ください↓↓↓
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【仕訳】簿記の5大要素と取引の8要素
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2.なぜ仕訳が苦手なのか/h2>
仕訳は取引をもとに行われますので、期中だけでも多種多様になるのです。
そこにプラスして、期首ないし決算時における処理が行われます
・開始仕訳
・決算整理仕訳
・損益振替
・資本振替
このような仕訳の名前だけ聞くだけでも嫌になりそうですよね笑
ですから、苦手意識を持ってしまいそうですが、簿記の基礎を成している為に、そうとも言ってられないので、しっかり学んでいきましょう。
3.簿記の仕訳が苦手な方が得意になるための裏技的知識【3選】
簿記の仕訳が苦手な方が得意になるための裏技的知識【3選】をご紹介していきます。
3-1.借方、貸方どちらかを確定させる
先ずは、借方、貸方どちらかを確定させることです
仕訳には、右と左で借方貸方が分かれています。
どちらか一つに絞って考えてみれば分かりやすいです。
例えば、何かを売ったなら借方は基本的に受け取った資産でしょう。
このように、取引から簡単に推測したりしながら、どちらかを先に埋めてしまうことが大切です。
3-2.勘定科目を簿記の5大要素に当てはめる
次に、勘定科目を簿記の5大要素に当てはめることです
勘定科目は必ず簿記の5大要素のどれかに含めて考えられます。
簿記の5大要素
資産・負債・資本・収益・費用
勘定科目に惑わされずに、この分類の何に当てはまるのか考えてみましょう。
資産が増えるのは借方だから~
収益が増えるのは貸方だから~
と、増減で考えるだけでも仕訳が完成してしまうでしょう。
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簿記の5大要素
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3-3.売却時は帳簿価額
最後に、売却時は帳簿価額です
売却をしたということは、合ったものが無くなったのです。
簿記では取引事実が帳簿から消えてしまうので消しゴムで消してはいけません。
資産なら借方に書いてあるものを貸方に持っていって消します。
ですから、帳簿に書いてあるものをそのまま消すという考えでいましょう。
そうすれば、時価などが載っていても惑わされることはないでしょう。
仕訳は普遍的なルールを覚えればあとはおまけ
簿記の仕訳が苦手な方が得意になるための裏技的知識【3選】
・借方、貸方どちらかを確定させる
・勘定科目を簿記の5大要素に当てはめる
・売却時は帳簿価額
確かにややこしい仕訳も沢山あります。
ですが、普遍的な知識のおまけととらえることが大切です。
つまりは例外的に考えることで、原則は崩さずに覚えられるのです。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/