Accounting(会計)

財務諸表監査とは!?理解するポイント【3選】

 

 

ますたん
財務諸表監査という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?

 

なんとなく監査をしているんだなぁと思っていても具体的な内容を知らない方は多いです。

 

結論

結論から言えば、財務諸表に実際に行なっている活動を適正に表示しているか、一定程度保証することと言えます。

 

1.財務諸表監査とは

財務諸表監査とは

 

上場企業などが開示する財務諸表について監査を行うことです。

 

金融商品取引法では、有価証券報告書に添付される財務諸表について、監査を義務付けています。

 

会社法でも、大会社や委員会設置会社、監査等委員会設置会社などに、会計監査人が監査を行うことを義務付けているのです。

 

財務諸表と計算書類は、キャッシュフロー計算書の有無など微妙に異なる部分はありますが、大体同じと思っていて良いでしょう。
ますたん

 

2.なぜ必要性なのか

なぜ必要性なのか

 

簡単に言えば、大きな会社には様々な人が関係しているからです。

 

ますたん
株主、会社債権者、投資家などは会社の情報をもとに、融資や投資を行っています♪

 

考え方によってはこれらの対象になる会社は、商品とも考えられるのです。

 

商品の説明は適正になされるべきであり、財務諸表は商品の的説明に値します♪
ますたん

 

ですが、財務諸表は専門性が高く、学んでいない人が理解するのは難しいです。

 

そこで専門家による監査が必要となり、適正に表示しているかどうかを見る必要が出てきます。

 

財務諸表監査は資本主義社会においてとても重要な役割を担っているのです。

 

3.財務諸表監査を理解するポイント【3選】

財務諸表監査を理解するポイント【3選】

財務諸表監査を理解するポイント【3選】は、以下の通りです。

 

3-1.不正だけではない

不正だけではない

 

先ずは、不正だけではないです

 

ますたん
監査は不正の疑いがある場合に行われるだけと考えがちかもしれません♪

 

ですが、単純に会計処理が難しく誤っている場合もあります。

 

もちろん不正はいけませんが、重要なのは不正かどうかではなく正しく表示しているかどうかです。

 

重要な虚偽の表示がないという風に言われます。

 

単純に不正だけではなく、様々なリスクがあることを覚えておきましょう♪
ますたん

 

3-2.業務自体を保証するわけではない

業務自体を保証するわけではない

 

次に、業務自体を保証するわけではないです

 

業務が適切に行われているかどうかを主観で判断するわけではありません。

 

実際に業務が適切かどうかというのは経営者などにしか分からないからです。

 

ますたん
あくまでも保証しているのは財務諸表だということを間違わないようにしましょう♪

 

財務諸表が事実を適正に表示しているかを意見として表明するのです。

 

3-3.合理的な保証

合理的な保証

 

最後に、合理的な保証です

 

会計の専門家によって財務諸表監査を行っているのだから、絶対に不正や誤謬はないと考えるかもしれません。

 

ですが財務諸表監査ではこれを合理的な保証に留まるとしています♪
ますたん

 

財務諸表監査はあまり多くの監査対象をすべてひとつひとつ見るのは非合理的とされるのです。

 

ますたん
なぜなら、それだけ多くの人員を長時間働かせれば、費用は莫大なものになってしまいます♪

 

監査は効率的に行われる必要があり、原則として統計などを利用して試査によって行われるのです。

 

結論:かなり微妙なライン

 

財務諸表監査を理解するポイント【3選】

・不正だけではない

・業務自体を保証するわけではない

・合理的な保証

 

財務諸表監査は絶対的な保証を与えるものではなく、人によっては責任逃れのように感じるかもしれません。

 

ですがこれは費用対効果を考えればやむを得ないことであり、逆に学ぶ際には理解しづらいのです♪
ますたん

 

こうとも言えないけどああとも言えない。

 

ますたん
感覚としてはこのようなとても微妙なラインが正解となり、とても専門性が高いことを覚えておきましょう♪

 

では今回は以上です♪

ご視聴ありがとうございました(^^)/

スポンサーリンク

-Accounting(会計)
-,

© 2024 masutannblog