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収益・費用と損益計算書【P/L】

皆さんは、損益計算書ってご存知ですか?

 

損益計算書上では『収益』と『費用』が表示されます。

 

その差額が、当期の純利益や純損失です。

 

例えば、100円の商品を110円で売った場合。

 

110円 → 収益

100円 → 費用(原価)

10円  → 利益

 

これだけです。

 

ただし、会社を行っているうちに得られた価値等と言われますのでそれだけではありません。

 

資産を評価した際等にも収益は計上されます。

 

因みに計上とは帳簿に記載することを言います。

 

それに対して、費用は会社を経営する上で収益を得る為に支出した価値と言われます。

 

原価として計上される他には同じく資産の評価の際や資産を使用した等にも計上されます。

 

そして、それらの収益と費用は会社を経営する上で、どういった活動から生じたのかによって分類表示されます。

 

①売上高

 

単純に商品を売った金額です。

 

②売上原価

 

当期の初めにあった商品+当期仕入れた商品-期末に残っている商品この式を求めると、売った商品の原価が出ます。

 

③売上総利益

 

①-②で、売った金額から売った商品の原価を引いた額です。

 

④販売費および一般管理費

 

商品を販売するのにかかった費用や経営を行う上で一般的にかかる費用が表示されます。

 

⑤営業利益

 

③-④で、本業によって得た利益を表します。

 

⑥営業外利益・⑦営業外損失

 

⑥と⑦は財務的な活動等から生じた利益又は損失の金額です。

 

⑧経常利益

 

本業と財務的な活動から得られた利益です。

 

⑨特別利益・⑩特別損失

 

⑨と⑩は当期偶発的に発生した利益や損失です。

 

⑪税引前当期純利益

 

⑫法人税住民税及び事業税

 

利益に関連して発生した税金の金額です。

 

⑬当期純利益(当期純損失)

 

当期会社を経営していて発生した総合的な利益又は損失です(*^▽^*)このように様々な費用や利益があります。

 

また、収益をいついくら計上するのかは別で取り扱います。

 

覚える量が多いので大変に思いますが今回だけで言えば名称を覚えることを置いておくと、商品を売った時の収益・費用(原価)とそれ以外って形になります。

 

商品を売った時の考え方を覚えて頂きあとは、徐々に覚えていけば構いませんので萎えないでください(笑)

 

では、まとめとして『損益計算書』の科目を羅列して終わります。

ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)

 

売上高

売上原価(-)

売上総利益

販売費および一般管理費(-)

営業利益

営業外利益(+)

営業外損失(-)

経常利益

特別利益(+)

特別損失(-)

税引前当期純利益

法人税住民税及び事業税

当期純利益(当期純損失)

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