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【決算振替】損益勘定とは【簿記】

 

一般に簿記を行っていて、「損益」という勘定を目にすると思います。ですが、この勘定の中には、収益の勘定や費用の勘定が入っていて、内容を知らない方は何なのか分からないと思います。

そこで今回は、「損益」勘定とは何か。また、それを利用して行う「決算振替」とは何か開設した後、仕訳を見ていきます。

見慣れない内容だと毛嫌いしてしまうのが人ですが、理解したら難しくはないので、「気軽に」見てみて下さい。

 

1.損益勘定とは

 

「損益」とは簡単に言えば、勘定のひとつです。

 

ですから、『総勘定元帳』において「現金」などの勘定がありましたよね。

 

その勘定と同じだと思ってください。

 

ですが、一般に当該勘定科目は取引で出てくるわけではなく、決算時に出てきます。

 

期中では、取引から期中仕訳を行いますよね。その「収益」と「費用」を決算時において「損益」勘定に集めていきます。

 

これは、収益と費用は「損益」として経営成績を表示する為に計上されているので、1事業年度に関わる収益と費用の差額として利益なのか損失なのか把握する必要があるからです。

 

費用は借方に計上して増え、収益は貸方で増えます。逆に費用は貸方で減り、収益は借方で減ります。

 

借方 貸方
費用の増加 収益の増加
収益の減少 費用の減少

 

ですから、通常費用は借方に。収益は貸方に残高が残っています。その残高を「損益」という勘定に集めます。

 

そうすることで、費用が多い場合は「損失」収益が多い場合は「利益」と分かるわけです。

 

このように、1事業年度の決算時で「損益」勘定に全て転記されるので、収益と費用勘定には何も計上されていない状況になります。

 

このように、P/L(損益計算書)に含まれる勘定は時期に繰り越さないということは大切な性質ですので、覚えておいてください。

 

2.決算振替とは

 

上で見てきた、収益・費用を「損益」勘定に集めることや、「損益」勘定を「繰越利益剰余金」という資本に振り替えることを言います。

 

「損益」勘定を「繰越利益剰余金」という資本に振り替えることで、B/S項目として時期に繰り越すことが出来ます。

 

このように、「繰越利益剰余金」というのは年々の利益又は損失の累計として、集められ配当の財源となったりします。

 

3.まとめ

 

費用収益の増加減少

借方 貸方
費用の増加 収益の増加
収益の減少 費用の減少

 

当期純利益の場合(損益振替)

例 収益100円、費用60円

借方 貸方
収益 100円 費用 60円
損益 40円

 

当期純損失の場合(損益振替)

例 収益60円、費用100円

借方 貸方
収益 60円 費用 100円
損益40円

 

当期純利益の場合(資本振替)

借方 貸方
損益 ××× 繰越利益剰余金 ×××

 

当期純損失の場合(資本振替)

借方 貸方
繰越利益剰余金 ××× 損益 ×××

 

このようにして決算振替を行います。

 

知らないだけで、分かってしまえば簡単な内容だと思います。

 

毛嫌いせずに覚えていきましょう。

 

では、今回は以上です♪

 

ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)

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