筋トレを行っている方ならわかる方が多いと思いますが、筋肉が付いているから重量が上がるわけではないということです。
勿論一定の筋肉がないと上がらないのが原則ですが、筋肉がついていれば上がるわけでもなく、逆に通常の筋肉量以上の力を発揮している方もいます。
重量が上がらないのは筋肉量以上の要因があり、筋肉に効かせるような方法では重量はあがりません。
重量を上げることを意識して筋トレを行っている場合で、筋肉に効かせないように行っているとしても、少なからず筋肉への負荷はあるわけで、重量が高重量になればなるだけ負荷は上がります。
ですから筋肉はつきますが、筋肉を意識して筋トレを行うのとは目的が違うので、異質のものだと考えたほうが良いでしょう。
そこで今回は、筋トレで重量が伸びない場合の対策法をご紹介していきます。
1.休養は適切か
やはり一度は休養の時間を疑ってみる必要があります。重量を上げようとする方は、早く重量を上げたいので、短時間で行ってしまいがちです。
確かに、筋肉をつけるのとは別にコツを学ぶという意味では、回数を増やしたほうが良い場合もあるかと思います。また、プロの方なども毎日行っている方もいます。
ですが、重量を上げるという意味では、ずっとMAX重量に近い重さで練習することで疲労により危険が伴い、かつ効率が悪いようにも思います。
その為、高頻度で毎回MAX重量に近い重さで行っている方は、一度注意して48~72時間と言われる超回復を意識してみるだけでも重量は伸びるかもしれません。
2.フォームは正しいか
フォームが自己流で行っていると関節などに負荷がいき、ケガの原因になる上、重量が伸びていかないかもしれません。
ですので、YOUTUBEやブログ、本などで適切なフォームを確認して、訂正していくことも考えられます。
出来れば、筋トレ仲間に見てもらったり、パーソナルを受けてみたり、他の方に見てもらう方が詳細な部位に至るまで見てもらえるかもしれません。
この際には、実際に高重量を上げている方のフォームを真似てみたりすると良いでしょう。
ですが、本当に細かい部分は自分の骨格などによって変わると思うので、練習有るのみだと思います。
3.筋トレ部位に頼っていないか
筋肉をつける為に行ってきた方にありがちなのが、こちらのパターンです。
通常効かせることを意識して筋トレを行ってきた方が多いでしょうから、同じ筋トレ方法なのに効かせない方法で行うことは違和感があるでしょう。
ですが、効かせる方法で重量を上げていくのは、効率が悪いと思います。
ですから、重量を上げるという目的の場合は、その鍛えている部位に集中するよりも上げることに集中する必要があります。
これは、大きく異なることだと思います。
ベンチプレスを行っていて、大胸筋に集中している状態でオールアウト状態になってしまい上がらない場合を想定してください。
最後まで大胸筋に集中していれば、限界がきてつぶれるかもしれません。ですが、これは大胸筋を鍛えている場合は適切かと思います。
これに対し、上げることを中心に切り替えれば、三頭筋により押しきれるかもしれません。
さらに、最初から上げることが目的だとしたら、全身を使ってあげることにより、大胸筋への負荷は減らしていくので、高重量が上げられると思います。
まとめ
このように、筋肉をつけるのと重量を上げるのでは似て非なるものだと思ったほうが良いでしょう。
ですから、自分はどちらを重視したいのか考えながら行うことが大切です。
運動神経に優れているスポーツ選手でも、種目ごとに全くことなる技術が詳細にあるはずです。
稀に、他の種目でも簡単にこなしてしまう方はいますが、それは特殊ケースです。
通常は、特化していくことが大切だと思います。
ですから、どちらを重視するのかを考えて、重量を上げたいのであれば今回のような方法を試してみて下さい。
いずれにしても、両方あることを頭に入れておくことで、その時に応じた有意義な筋トレを行えると思います。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)