会社や個人事業主は備品を利用することも多いです。
商品売買との会計処理の違いについて注目すると分かりやすいです。
結論
結論から言えば、売価と利益の関係性について着目して仕訳を行いましょう。
1.備品の売却
商品を店舗で販売する際など陳列棚を利用することもあります。
会社や個人事業主は様々な備品を利用します。
2.商品売買との会計処理の違い
備品を売却した際には商品を販売した場合と同様と考える人もいるかもしれません。
3分法で会計処理を行っている場合には、異なった仕訳がきられます。
微妙に違う事から、違和感を感じるかもしれません。
3.備品の売却時における会計処理のポイント【3選】
備品の売却時における会計処理のポイント【3選】は、以下の通りです。
3-1.備品を消す
先ずは、備品を消すです
なぜなら、備品を売却している以上、備品を帳簿から消す必要があるからです。
注意しなければいけないのは、減価償却を直接法で行なっているか間接法で行なっているかと言えます。
間接法で行なっている場合には、「減価償却累計額」が貸方に計上されているので、借方に持ってきて消さなければいけません。
3-2.対価の受け取り
次に、対価の受け取りです
対価は通常資産なので、借方に資産が来ます。
・現金
・当座預金
・未収金
商品売買の場合には主たる営業から生じているので売掛金としますが、備品の売却において掛け取引は未収金で処理する事に注意です。
3-3.売却損
最後に、売却損益です
3分法における商品の売買益は「売上」に含まれています。
これに対して備品の売却時においては、売却損益は売却時に個別で把握されます。
結論:商品売買と比較しながら覚える
備品の売却時における会計処理のポイント【3選】
・備品を消す
・対価の受け取り
・売却損
商品売買の会計処理は少々特殊です。
難しいわけではないのでパターンをしっかり覚えておくと良いです。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/