全経簿記上級はどのくらいのレベルなのでしょうか?
結論
結論から言えば、合格率などから人によって劣ってみる人は居ますが、日商簿記1級同等の資格であると言えます。
1.全経のイメージ
それだけ簿記の資格として日商簿記が浸透しているのです。
商業高校出身の方にとっては、全商簿記よりやや難しいイメージがあるかもしれません。
合格率は日商簿記が1割前後に対して全経簿記上級は2割前後です。
それにより合格率が変わってくると言っても過言ではありません。
2.全経簿記上級
日商簿記より知名度は低いであろう全経簿記ですが、税理士の受験資格が得られるなど、様々なメリットもあります。
これは比較的基礎的な問題が出題される傾向にあるからです。
だからと言って簡単とは言えませんので、全力で臨んでいく必要があります。
3.全経簿記上級はどのくらいのレベルなの!?他の簿記資格と違うところ【3選】
全経簿記上級はどのくらいのレベルなの!?他の簿記資格と違うところ【3選】は、以下の通りです。
3-1.理論
先ずは、理論です
全経簿記上級では理論をとても重要に見ているようです。
そうすることで、日頃から確実に理論強化をしていくことができます。
3-2.特殊論点
次に、特殊論点です
工業簿記や原価計算に関しては、費目別計算から製品別計算まで体系的に問われることが多いです。
日商簿記のように、たまたま出題された論点が得意で高得点がとれることは少ないかもしれません。
ただし、見たことがない問題は少ないのでしっかりと対策を行っていくことが大切です。
3-3.計算の流れ
最後に、計算の流れです
特に工業簿記原価計算では、丁寧な説明のもと解答していく問題もあります。
ただし、日頃から最終数値だけを追い求めて自己流で進めている方は要注意です。
問いの最後は解答できたとしても、計算過程が配点になっている場合高得点が取りづらいかもしれません。
日頃から全経簿記上級の解き方に慣れ親しんでいきましょう。
結論:日商簿記1級同等の資格
全経簿記上級はどのくらいのレベルなの!?他の簿記資格と違うところ【3選】
・理論
・特殊論点
・計算の流れ
このレベルの勉強は、どれも試験形式や合格率が異なっているものと言えます。
どの資格でも基礎固めはとても重要です。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/