種類が沢山あるために分かりずらいところですよね。
結論
結論から言えば、普遍的な裏技的知識を身に着けて簡単に考えられるようになることで、解けるようになってくるのです。
1.差異分析とは
差異分析と言っても色々なところで出てきますよね。
例えば、以下のような分野です
・費目別計算(予定価格)
・標準原価計算
・予算
このような分野において様々な差異を目にするために嫌になってしまうことも多いハズです。
2.普遍的な知識が大切
差異をひとつひとつ見ていくと、嫌になってしまうかもしれません。
ですが、どの分野においても解けるようになることが出来ればそんなことはありませんよね。
その為には、どの分野においても使えるような共通の知識を身に着けていくことが必要です。
きっと気付いたころには得意分野に変わっているはずです。
3.工業簿記や原価計算の差異分析で使える共通な裏技的知識【3選】
工業簿記や原価計算の差異分析で使える共通な裏技的知識【3選】は、以下の通りです。
3-1.予想と実際の差額
先ずは、予想と実際の差額です
基本的には、予想と実際の差額が差異であるということです。
そんなこと今更言われなくても分かってるよと感じますよね。
たどり着いた場所と予想した場所の差が差異です。
ただこれだけの話なのです
ですから、ただ何らかを予想して、実際に行ってみたときの差なんだなと簡単に考えましょう。
3-2.有利と不利を先に判断
次に、有利と不利を先に判断することです
先に有利か不利かを判断してしまうことです。
例えば、以下のような言い回しです
・有利差異、不利差異
・+差異、-差異
・貸方差異、借方差異
このように、色々な呼ばれ方がなされますが、同じことを言っています。
なぜなら、ここからここを引いてなどと判断していると、混乱してしまうからです。
この判断は簡単で、実際が多い方が良いのか予想が多い方が良いのかで判断するだけです
実際が多い方が良い科目→売上、利益etc(実際が多ければ有利差異)
予想が多い方が良い科目→費用、原価etc(予想が多ければ有利差異)
これだけ覚えておけば、図を書いたときに、この場合はどっちから引くんだっけ?と悩まずに済むのです。
3-3.価格の差異と数(時間)の差異
最後に、価格の差異と数(時間)の差異です
ですから、それらに注目して考えてみると分かりやすいです。
費目別計算における差異は、価格の差異です
また、標準原価計算や予算の差異は、価格と数の差異です。
応用すれば、価格だけ予想しているのか、数も予想しているのかの違いがあるのです。
普遍的な知識を掴んでいくことがなにより大切
工業簿記や原価計算の差異分析で使える共通な裏技的知識【3選】
・予想と実際の差額
・有利と不利を先に判断
・価格の差異と数(時間)の差異
細かいことを言い出したら、例外はある程度あるでしょう。
ですが、その時にはその例外を覚えるかまた今までの知識を疑ってみれば良いだけです
基本的には共通点を見つけ出して考えていくことが重要なのです。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/