1.意思決定とは
簡単に言えば「決めること」です。
生活していて決めなければいけない場面はいくつかあると思います。
つまり、決めると言うことは迷う選択肢がいくつかあると言うことです。
その中で最善な意思決定を下すにはどうしたらよいでしょうか。
2.最善な意思決定をするには
最善な意思決定をする際に何らか数字で比較できるか否か考えてみてください。
管理会計の分野にも意思決定をしなければいけないことがあります。
「意思決定会計」というのがあり設備に投資した方が良いのか設備を交換した方が良いのかを決定します。
また、受注するか否か自分で作るか買うかそのまま売るか加工してから売るか等様々意思決定を行う機会があります。
このように、金額などの数字だけで決めることが出来る場合そのような会計の技術などを利用して決定することで正しい答えが導き出せるでしょう。
問題は定量的と言われるような数字で計算出来るところではなく定性的と呼ばれる数字で計算できない部分です。
自分が良かったとしても生活を共有している方々が「NO」と言えば、それで決定するのは最善の意思決定とは言えません。
企業会計はあくまでも会社で行う会計です。
会社は儲ける為に経営しているので、基本的には一番儲けられる方法によれば良いわけです。
ですが、会社以外の場合には特に私生活を損得で生活している方は少ないと思います。
ですので、金額だけのような数字だけで意思決定することは出来ない場合があります。
そのような定性的な場合の意思決定の際に自分だけの判断で急いで決定することは後に最善ではなかったと気付くかもしれません。
ですので、詳しい専門の方やあなたを良く知っている方へ相談することで客観的に最善の決定をすることが出来ます。
意思決定することが多くて何を先に決めたらよいか分からない場合には順位付けしてみましょう。
①急ぎかつ重要な意思決定
②急ぎだが重要でない意思決定
③急ぎではないが重要な意思決定
④急ぎでないし重要でない意思決定
急いで行うべきは①・②の意思決定ですが重要なのは①・③です。
急ぎの意思決定から行うべきですが比較的重要でない意思決定に惑わされてはいけません。
ですので、基本的には①→②→③→④の順番に行います。
ですが、急ぎでない③・④は絶対ではないので④が簡単に終わるなら先に終わらしてしまっても良いかもしれません。
3.意思決定を行う際の注意点
意思決定はあくまでも考えた上に「決定」するまでが意思決定です。
よくあるのが考えて考えて最終的に面倒になり考えないで選んでしまうことです。
これでは考えた時間が無駄になってしまいます。
せっかく考えたのですからある程度のところで区切りをつけて決定しましょう。
確かに、それは後に最善の意思決定でなかったと感じるかもしれません。
ですが、それはその時にかけられる時間と労力をかけた上で決定していたことですので最善であったわけです。
ですので、考えすぎて決定を先送りにし過ぎて決定しなかったり最後に考えないで決定することはやめましょう。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)
まとめ
最善な意思決定を行うには
・数字だけで決定できるなら計算する
・定性的な決定は分類した上で人に相談する
・考えたことを反映して意思決定を行う