得意な方からすれば点数を取りやすいので得点源となるのです。
結論
結論から言えば、保有目的区分に応じて点数が取りやすい場合に取るのが正しいと言えます。
1.有価証券とは
一緒にゴルフ会員権などが出題される場合もあります。
基本的には簡単ですが、それぞれ処理が異なるため、混乱してしまいがちです。
ポイントを正確に押さえて得点源にしていきましょう。
2.保有目的区分
保有目的区分とは、何を目的として有価証券を持っているかです。
以下の四つに区分されます
・売買目的有価証券
・満期保有目的債券
・関係会社株式
・その他有価証券
当該四つの区分に応じて会計処理が異なります。
3.有価証券の会計処理ポイント【3選】
有価証券の会計処理ポイント【3選】は、以下の通りです。
3-1.B/S項目とP/L項目
先ずは、B/S項目とP/L項目です
なぜなら損益計算書は1年間の変動について考えなければならず複雑なのに対し貸借対照表は期末時点の価格だけわかれば良いのです。
つまり、時価で把握する必要がある売買目的有価証券やその他有価証券は、期末時点の時価が解答です。
これに対し満期保有目的債券と関係会社株式は取得価額または償却原価で把握します。
この事実を知っているだけで得点になります。
3-2.表示科目
次に、表示科目です
ですが、満期保有目的債券とその他有価証券は有価証券として表示する場合と投資有価証券として表示する場合があります。
流動資産に表示するのか固定資産に表示するのかが異なりますので、注意しましょう。
3-3.時価が把握できない場合等
最後に、時価が把握できない場合等です
詳しい計算方法はこちらでは割愛しますが、時価が把握できる場合でも売買目的有価証券以外は強制評価減をして適正な帳簿価額にしなければなりません。
他にも時価が把握できない株式は、実質価格で評価するケースがあります。
その際には、時価を基準にそれぞれ目的保有区分ごとに考えていくことが大切です。
結論:保有目的区分ごと
有価証券の会計処理ポイント【3選】
・B/S項目とP/L項目
・保有目的区分
・時価が把握できない場合等
あくまでも一番最初に覚えるべきは保有目的区分です。
また長期に保有する目的など、あえてわかりづらいように表現してくる出題も多く見られるので注意が必要です。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/