内容だけではなく会計処理も複雑で、簿記を勉強している人も苦手な人が多いと言えます。
原則範囲が異なり、株式を介しているかが重要です。
1.企業結合とM&Aの違いについて
実務ではM&Aと耳にすることが多いかもしれません。
専門的な内容であり、経営に携わっている人以外にはあまり関わりがありません。
2.ひとつになるイメージ
それぞれ、会社が1つになるイメージを持っている人はいます。
会社が1つになるイメージは間違っていません。
3.企業結合とM&Aの違い【3選】
企業結合とM&Aの違い【3選】は、以下の通りです。
3-1.範囲
先ずは、範囲です
両者の大きな違いは、それぞれの範囲にあります。
一方で、M&Aは合併・買収であり、合併だけではなく買収が含まれます。
買収は、会社の株式を過半数購入することで会社の経営を支配している状況です。
3-2.報告単位
次に、報告単位です
合併は会社が1つに統合されるのを意味しています。
一方で、株式を介して会社を支配している場合には、それぞれの会社のまま経営している状態です。
あくまでも別会社であり、1つの会社になっているわけではありません。
3-3.会計処理
最後に、会計処理です
合併のような場合には、1つの会社にするための会計処理を行えば基本的には終わりと言えます。
株式を介している場合には、それぞれ経営が分かれていますが、経済的実態は1つです。
連結財務諸表の作成には、連結会計が行われて、1つの財務諸表として示されます。
結論:原則範囲が異なり、株式を介しているかが重要
企業結合とM&Aの違い【3選】
・範囲
・報告単位
・会計処理
一方で、株式を購入して会社を支配するなどは買収であり、M&Aに含まれて企業結合には含まれません。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/