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【思考】プロダクトアウトとマーケットインの違い

 

結論から言うと、良い商品を作れば売れると考えるか、顧客が欲しがっている商品を作るかの違いがあります。

 

これらの違いは、1つの事が原因で起こったとは良い難いものであり、時代の変化により変わってきたと言うのが正しいと思います。

 

最近では、マーケットイン思考が強くなり個性を大切にする時代になってきたと言うことです。

 

顧客が欲しい商品が、1人1人拘って違う商品が欲しいとします。

 

そうなれば、みんなが欲しいという商品の生産が難しくなります

 

なぜなら、みんなが欲しい商品が同じではないからです。ですから、良いモノを作っても顧客が欲しがるとは限らず売れなくなってしまうかもしれません。

 

そのような流れから、今まで少品種大量生産だった生産が、多品種少量生産へと変わってきました。

 

そこで今回は、そのプロダクトアウトとマーケットインの違いについて見ていきます。

 

1.プロダクトアウト

プロダクトアウト

 

商品をつくる際には、良いモノを安く作れば顧客に買って貰えるだろうと考えますよね。その考えがこちらの考え方です♪

 

このような考え方は、間違っていないのですが比較した際に、主観的な意見になりがちな感じがあります。

 

自社の中で良いモノを出来るだけ安くと言っても、良いモノかどうかは人により異なる部分があるからです。

 

参考記事:【俯瞰】客観と主観の違いと物事の見方

 

2.マーケットイン

マーケットイン

 

プロダクトアウトに対し、商品を作る際には、市場いわゆる顧客の欲しいモノを基準に商品を作って売ろうというのがマーケットインの考え方です♪

 

「良いモノ」は顧客が決めるものであって、その基準は顧客にしかわかりません。更に、顧客の「高級化」と言われる拘りが強くなっている現代においては、大切な考え方であるといえます。

 

市場の考えを取り入れるので、安く作るのは難しい状況になったとしても、在庫リスクなども少なく抑えることが出来ることが考えられます。

 

このように、顧客の考え方を商品に反映させ商品を作ろうという考え方が、マーケットイン思考です♪

 

まとめ

 

プロダクトアウトは、潜在的な顧客ニーズに働きかけるのに対して、マーケットインは顕在的なニーズに対応しているとも言われています♪

 

現代においては冒頭でも述べた通り、マーケットイン思考が大切であると言われています。

 

ですが、プロダクトアウトの思考がいらなくなったわけではありません。

 

顧客の考えを大事にするという意味では、現実的に、安定した経営が出来るかも知れません。

 

ただ、長期に潜在的ニーズを探っていくという意味では、マーケットの必要としているのに応えるだけでは足りない場合もあると思います♪


積極的に潜在的ニーズを探るよう、試験研究を行うことも大切です。

両者の考えを総合的に考えていく必要があります。

 

では、今回は以上です♪

ご視聴ありがとうございました(^^)/

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