簿記2級を取得した際に1級にチャレンジする方も多いでしょう。
趣味感覚で継続的に学んでいく形は良いですが、真剣に短期で取得を望む方は覚悟が必要かもしれません。
結論
結論から言えば、はじめに試験形式の違いを押さえていく必要があります。
1.簿記2級から1級へ
軽い気持ちで1級に移行すると、その差に驚愕するかもしれません。
以前よりも障壁はなくなっていると考えられます。
2.基礎は一緒
いずれにしても簿記の基礎は変わりません。
専門的な分野においても、1級で出題される細かい知識より2級で学ぶ基礎を把握しておく必要があります。
試験に限らず実務でも必要とする知識であり、逆を返せば細かい知識は絶対に使うとも言えない側面があるのです。
3.簿記1級と2級の違い【3選】
簿記1級と2級の違い【3選】は、以下の通りです。
3-1.原価計算
先ずは、原価計算です
会社は投資を行ったり、商品をいくらで製造するのかなど、会社が計算して意思決定していかなければなりません。
義務付けられた簿記などとは異なり、自分が利益を得るために計算をします。
原価計算は、比較的似たような問題が出題されますが、幅が広く柔軟性も必要です。
3-2.会計学
次に、会計学です
会計学は、簿記の中でも理論等を含んだ、詳細な部分まで出題されることの多い分野といえます。
基礎だけを勉強してきた方は、見たことのない出題がされていると感じることも多いかもしれません。
簿記の計算は、一定の理屈のもと成り立っています。
3-3.理論
最後に、理論です
前述したように、その処理を行うのには理由があります。
商業簿記・会計学→外部の人に報告するため
工業簿記・原価計算→利益を得るため
工業簿記・原価計算は、内部の経営管理者に報告するためと言われますが、会社全体で考えれば利益を得るためです。
結論:形式から押さえる
簿記1級と2級の違い【3選】
・原価計算
・会計学
・理論
ただし、はじめは形式です。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/