「結論から先に」
このようなことは誰もが耳にしたことがあると思います。
ですが、なぜ先に言わなくてはいけないのか分からなければ大切さがわからないと思います。
そこで今回は、なぜ結論を先に言わなくてはいけないのかその理由をご紹介します。
1.最初に自分の意思を伝える
自分の意思を伝える上で一番大切なのが「YES」なのか「NO」なのかです。
その人の意思として相手が知りたいのははっきりとした情報です。
人の考えには色々な考えがある為理由を聞いて「YESだろう」と思っても結論は「NO」だったりする場合もあります。
その為、先に結論を伝えることによって意思を最初に伝えることが出来ます。
2.何故そう思うかは後から
上で示した通り結論を先に話してから理由を説明します。
人それぞれ理由は違いますが結論がどちらか分かっていることで視点が確定します。
すると、「その視点の理由なんだな」と理解しやすいです。
相手側が真剣に話を聞いてくれていれば聞いてくれているほど結論を待ち望んでいます。
そんな中、理由などの結論に至るまでの過程をひたすらに話された場合相手が何を言っているか分からなくなってしまうかもしれません。
3.英語は動詞が先
日本語は「私は○○に行く」という順番で「行く」という動詞が最後に来ます。
これに対して英語は「私は行く○○に」という順番です。
これは元々狩猟民族であった為に意思を即座に伝達する為にそのような語順になったという説があるそうです。
日本語のように「私は○○に」と言われても何が言いたいかは分かりませんよね。
「私は病院に」と言われたら「何か忘れてきたのか?」「行くのか」「行ってきたのか」とたくさんの事が頭に浮かびます。
ですが、英語のように「私は行く」と言われればどこかに「行く」ことは分かりますよね。
「どこに行くんだ?」と思いますよね。
そこで○○にという理由を説明すると話がスムーズに伝わります。
これがしっかりした一文ではなく話しの場合はどうでしょう。
「取引先の○○社との商談に先程行ってきたのですがわが社の商品のことを機能性があって便利だととても褒めて頂きました。社内会議で話したことを製品設計に導入して改善を繰り返してきたからだと実感しています。」
「でも商談は失敗に終わってしまいました。」
「価格設定が高かったみたいです。」
と聞いたら「えっ」と思いますよね。
「先程、商談から戻りましたが価格設定が高いということで成立には至りませんでした。」
この結論を先に伝えてどんな状況だったのかを後から説明したほうが聞く側は聞きやすいです。
このように結論から伝えないと相手は結論を予想しながら話を聞かざるを得ないのです。
まとめ
Point
・意思の総まとめが結論
・理由はあとから
・話が長引く時程結論は先
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)