簿記検定と言っても色んな種類があります。
全商簿記・全経簿記・日商簿記等が有名でしょう。
それらの違いに関しては過去に記事でご紹介しているのでこちらをご覧ください。
http://masutann.com/bokikennteisyurui/
今回は試験概要ではなく実際に受けてきて感じたこと(特徴など)ご紹介します!
1.全商簿記
高校の頃に勉強しました。
私が、感じたことは暗記です。
個人的に理解をしていたのかと言われると、ほぼ理解していませんでした(笑)
理解を捨て暗記すれば合格は出来ます。
全商簿記を取得して利点があるとすれば高校卒業時点での進路においてのみかもしれません。
似たような問題などが繰り返し出題されていたので理解していなかったというよりも理解しなくても受かってしまう。という印象がありました。
ただ、試験合格ではなく簿記を勉強する上ではあまり変わりません。
ですので、意味がなかったわけではなく後に全経や日商を受ける際に同じような形式を目にすることがあります。
そんな時にどこかで見たことあるというのはかなりの利点であったと思います。
ですが、高校で勉強をする以外は敢えて全商を勉強されなくても良いと私は思います。
2.全経簿記
全経簿記を一言で表すと理論です。
他の簿記検定よりも内容や仕組みなどを大切にしている印象があります。
ですので、問題文の間違っている理由などを書いたりある程度深い理解が必要であると考えます。
ただ、計算などは基礎的な大切なことを繰り返し出題している印象です。
日商簿記よりは比較的解きやすい問題が多いとは思います。
ですが、理論が苦手な方は少し大変に思う可能性もあります。
3.日商簿記
日商簿記は一言で言えば計算です。
とにかく計算が複雑であまり見たことの無い内容もたまに出題されます。
ですので、特に上の級は勉強したら受かるとも言えません。
自分が覚えているところが出てくるかどうかで大きく点数が変わります。
安定して得点を確保するにはかなり時間がかかる可能性もあるでしょう。
このようにざっくりですが違いをご紹介しました。
しかし、勉強内容はあまり変わりません。
出題形式や頻出論点は違いますが一番上の級で比較すると勉強する内容はそこまで変わりません。
ですので、総合的に勉強されるのが理解には一番良い方法です。
ただ、短期合格を目指すのであれば勿論どれか1つに絞るべきでしょう。
日商なのか全経なのか考えてから勉強することをおすすめします。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)