1. 電卓はゆっくり
勉強を始めた時は基本的に電卓が打てないです。
ですので、徐々に電卓が早く打てるようになると楽しくなりますよね。
ですが、少し落ち着いて考えてみてください。
資格を取得するのにそんなにスピードが要求されるのか?
答えは基本的に否です。
間違えて計算して計算し直した経験のある方も多いのではないでしょうか。
と言うことは計算し直す時間くらいはあるわけです。
それは、もしかしたら打つスピードが早かったから間に合ったかもしれません。
ただ、これが間違えていなければ計算し直す必要もありません。
間違えたり焦ったりして計算する位なら最初からゆっくり丁寧に計算した方がはるかに効率が良いと私は考えます。
その為には、とにかく落ち着いてゆっくり丁寧に電卓を押してみてください。計算による間違えが激減するはずです。
2.全て解く必要はない
資格取得のためには基本的に合格点を取るのが目標です。
その為には問題を全て解くこと自体必要性に乏しい気がします。
難しい資格にいけばいくだけ最初から解けないような難解なものも多くなります。
その中で簡単な問題を取捨選択する能力も問われているのでしょう。
難しい問題に取り掛かり簡単な問題が疎かになる可能性は大いにあり得ます。
ですが、同じ点数である可能性もあるのです。
その場合に、簡単な問題が解けなかったら勿体無いですよね。
解かないと割りきってしまうのもひとつの手ですが、解く場合は簡単な問題を確実に解いた後にすると良いかもしれません。
3.集計を侮らない
当たり前ですが、合格するには点数が必要です。
その配点は計算過程ではなく計算結果であることも多々あります。
つまり、簿記で言うならば仕訳だけではなく「財務諸表」等の金額が問題になっている場合です。
この場合には仕訳がひとつ解けただけでは点数になりません。
それは、勘定科目一つに対して期中仕訳や訂正仕訳、決算仕訳等様々な仕訳が行われた結果が財務諸表の金額だからです。
その財務諸表の金額を求める為には集計が必要になってきます。
これは、ただ足せばよいわけではないことは簿記を勉強した方なら分かりますよね。
勘定科目ごとに貸借どちらで増えるのかを把握した上で集計していかなければなりません。
ですので、分かっていたとしても意外と間違いやすいのです。
その対策のひとつとして1.で述べた「電卓はゆっくり」が挙げられるわけです。
その他にも、何回も同じ問題を解いて貸借反射的に判別できるくらいにしたり「試算表」・「精算表」・「財務諸表」等のどこに書いたら良いか曖昧なところを無くしたりすると良いでしょう。
このように簿記検定の資格にはある程度のコツがあります。
もっと細かいことは過去問などを解いていくと傾向が読めるかもしれません。
今回ご紹介したコツは基礎中の基礎であり簿記の内容と言うよりも、心構えです。
ですが、これらを実際に考えてみると勉強している方なら簡単に点数が上がるかもしれません。
意外と分かっているのに数字が合わないということもあるからです。
是非、考えてみて下さい。
今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)