仕訳を理解していれば会計の基本的な部分は押さえていると言えるでしょう。
結論
結論から言えば、会計における簿記は仕訳において成り立っていくので、仕訳は簿記を勉強していく方にとって仕訳を理解していく必要があるのです。
1.仕訳とは
複式簿記は会計処理を行う際に、取引の片側だけでなく双方の面に着目して処理する方法です。
現金売上の場合には、以下の双方の面を把握しましょう
・現金が入ってくる
・商品を売上げた
仕訳を把握していくことが簿記を理解する上で基礎を成すのです。
2.簿記の理解
会計は簿記において取引を記録した後、記録に基づいて利害関係者(会社に関わっている人)に会計について報告を行います。
仕訳を行う為には仕訳ができるようになるだけでなく、なぜ仕訳を行う必要があるのかに着目しておく必要があり、簿記の理解が必要なのです。
仕訳を行い、『財務諸表』にするまでにどのような帳簿を経由していくのか主要簿や補助簿などについて内容を把握していくことが大切です。
3.仕訳を理解するポイント【3選】
仕訳を理解するポイント【3選】は以下の通りです。
3-1.借方と貸方
先ずは、借方と貸方です
右か左の二択ですが、意外と忘れやすいと言えます。
左がかりかたの『り』で最後が左を向いているので、借方です。
右がかしかたの『し』で最後が右を向いているので、貸方です。
3-2.簿記の5大要素
次に、簿記の5大要素です
仕訳では取引をこの5種類に分類していく必要があるのです。
借方において増加する項目は『資産』・『費用』
貸方において増加する項目は『負債』・『純資産(資本)』・『収益』
借方で増える項目が貸方に、貸方で増える項目が借方に表示されれば減少します。
3-3.金額と勘定科目
最後に、金額と勘定科目です
仕訳の要素は金額と勘定科目があります。
つまり簡単に考えれば、数字と文字と考えられるでしょう。
両方を総合的に考えると分かりづらいので、分割して考えるのが大切です。
どちらかと言えば金額の方が大切と言えます。
数字だけなら表などを利用して求めることができるのです。
難しい問題では逆に数字だけを求めるようになっている問題も多いので、特に数字に着目していく必要があります。
結論:取引から『財務諸表』まで
仕訳を理解するポイント【3選】
・借方と貸方
・簿記の5大要素
・金額と勘定科目
仕訳を理解する為には狭義には金額と勘定科目について理解していくことが大切です。
ですが広義には、取引から『財務諸表』まで作成できるように考えていきましょう。
全てできるようになるのではなく、1つずつ取引から『財務諸表』まで繋がっていけるようにしていく必要があります。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/