ビジネスについて勉強したことのある方なら、誰しも一度は聞いたことがあるであろう『イシュ―(issue)』という言葉。
イシュ―という考え方は仕事のみに関わらず、勉強をする際や日常的な会話に至るまで様々な場面で役に立ちます。
物事を効率的に進めることが出来るようになるので、常に考えていることが大切です。
今回は、その内容について詳しく説明していきます。
1.イシュ―(issue)とは
『論点』・『課題』・『問題』等と言われますが、
簡単に言えば、今話すべきことです
ですから、会議などで話している場合の、話すべき『論点』・『課題』・『問題』等と言われるわけです。
イシュ―を捉えられている話し合いと、捉えられていない話し合いでは、効率に大きな差を生み出します
これは、日常生活における家族での話し合いでも同じことです。
話し合っている過程において、イシュ―を重視できているかどうかが大切なのです。
このようなロジカルに考えることに関してとても分かりやすく書かれているのが以下の書籍で、私は大学院時代に良く読んでいたので参考にしてみてください。
2.効率が上がる理由
イシュ―は『今話すべきこと』ですから、しっかり話が進めば効率が良いのは誰しもが分かることです。
では、なぜこのように改めてイシュ―を重視するように言われるのか。
これは、人が話していると良くも悪くも色々な話が出ますよね。
その派生していく話は、イシュ―から『脱線』している可能性もあります
時間に余裕があれば視野を広げて話をしていくことは大切で、無駄ではありません。
ですが、仕事を効率よく進める為に仕事をストップしてまで進めていることなら尚、効率よく結果を出さなくてはいけません。
これは、会議などの話し合いの場においても同じことです。
効率よく話を進めて、最善の案に辿り着く為に話を進めていくのに、イシュ―を重視しなければいけないのです。
3.イシュ―の取り入れ方
イシュ―を取り入れる為に特別なことは何もありません。
この考え方を知っているだけでも、
イシュ―を忘れないように話さないとな♪
と思って忘れないように話していけばそれで十分です。
でなければ、ホワイトボードなどに書いて可視化していけば、話がずれた時に気付きやすく更に訂正もしていきやすいと思います。
参考記事:【可視化】目で見えるようにすることで得られるメリット
これは、勉強においても同様です。
体系的に勉強することはとても大切なのですが、例えば今、分からないことがあるとします。
そしたら、気にせず飛ばしてしまうというのも手ですが、どうしても知りたい場合などには、そのイシュ―を紙に書き出し、少しずつ調べて、考えていくことも大切です。
調べる内容なども、意外と集中していると忘れてしまい、何を調べていたか忘れてしまうこともあります。
ですが、分からなかった内容は大切なことが多いので、とりあえずメモしておきましょう
今調べるならそれがイシュ―ですし、それを後日取り上げて考えていくことも出来ます。
もしかするとその時には既に、他の勉強をしている時に得た知識から、間接的に理解していることも考えられます。
臨機応変に行動していきましょう。
まとめ
このように、イシュ―の内容は難しくありませんが、気にかけていないと取り入れるのは意外と難しいのです。
何事も話し合い、コミュニケーションをとることは良いことなので、場合によっては、イシュ―を一時的に忘れてしまっても絶対に悪いわけではありません。
ですが、イシュ―自体がそもそも大切だから論点として、取り上げられているわけです。
ですから、その話し合いの場においてはそのイシュ―について話し合い効率よく結果を生み出していくことが大切です
脱線しそうな論点は、また後日イシュ―として取り上げたほうが、話がすっきりまとまると思います。
それぞれがイシュ―を忘れないように話をしていきましょう。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/