資格試験を受けるのあたり、受験者数がどれくらいいるのか、またその中でどれくらい合格するのかは大切ですよね。
今回は分かりやすいように101回~153回という長期的視点と142回~153回という短期的視点に分けてみていこうと思います。
1954年から施行されている日商簿記検定ですが、商工会議所のHPにより現在公表されている101回からのデータを基に分析していきます。
また、受験者数と被受験者数が違うことにも注意が必要です。
毎回約20,000人位の方が申し込みをしているけど、何らかの理由で受験していません。
ですので、受験者数は受けようと申し込んだ方。被受験者数は試験日に受けに来た人という感じで見てみて下さい。
①101回~153回(長期)
受験者数に関しては、最高が126回の148,942人で103回90,269人です。126回のような大きく増える回を除き、100,000人前後が通常だと思います。
101回~115回の間は90,000人ちょっとという回もたまにありますが、そのような回は全体から見て少ないです。
実際に受けた被受験者数は、80,000人前後位です。
冒頭にも述べた通り20,000人位は何らかの理由で受験されていません。
多い回では、120回~130回の間に約30,000人位が受験していない回もあります。
合格者数の最高は120回の32,182人で、最低は103回の17,761人で、全体として25,000人前後ですが、受験者数の変動に依存する部分があるので、下の合格率を参考にしてみてください。
合格点70%以上です。ですから、上位に何%のような相対評価ではないので、問題が難しい回は合格率は低いです。
最低は107回の13.7%、最高は110回の58.3%です。
全体から見ると、大体40%前後が平均だと思います。
②142回~153回(短期)
近年で見ると、受験者数は安定して100,000人~120,000人位を推移しています。被受験者数が80,000人前後で、合格者数は144回以降40,000人前後で、非常に合格を狙いやすい良い環境だと思います。
合格率でみても、144回以降は40%以上をキープしています。
たまに見かけないような問題が来たとしても、通常といてきた問題から手を付けていけば合格が十分狙える問題が続いていると言うことです。
③まとめ
このように、バラつきは勿論あるものの、最近の問題は比較的安定して解きやすいことが分かって頂けると思います。
今後どのように推移していくかは分かりませんが、見慣れない問題が続けば合格率は悪くなるので、修正されるはずだと思います。
また、しっかり勉強している方が合格されるという意味でも、勉強されている方に分かりやすい出題となり、合格率が今後も安定していくことを願います。
それとは別に受験者におかれましても、日々の勉強により苦手科目を無くし、通常の出題だったらなにがきても解けるレベルになるように努力していく必要があります。
是非、一歩ずつ歩んでいきましょう。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)