しっかりポイントを押さえれば明確に覚えていくことが可能です。
結論
結論から言えば、売上げた時と仕入れた時で区別して考えるだけで簡単に覚えることができます。
1.送料とは
商品を売ったり買ったりした際に、商品を送らなければいけないこともあります
ただで送れることはないのでお金を要するのです。
逆に難しくなっているように感じますが、このように普遍的に考えていくと色々な時に利用できる知識とすることが可能です。
2.分かりづらくなってしまう原因
分かりづらくなってしまうのは時と場合に応じて会計書類が全然違うからです。
具体的には仕入れた時と売り上げた時の送料は取り扱いが異なります。
この違いさえ考えが分かれば後は簡単です。
3.送料の会計処理
仕入れ
借方 | 貸方 |
---|---|
仕入 ××× | 買掛金 ××× |
送料が消えてしまったように見えますが、実際には仕入の金額に足すだけですから簡単です。
仕入勘定に含めてしまえば良いのです。
これは、仕入れに要した費用なので、購入代価に含め購入原価として会計処理する取扱と言えます。
売り上げ
果物 | 味 |
---|---|
売掛金 ××× | 売上 ××× |
発送費 ××× |
注意点としては売上勘定から控除しない点と言えます。
売上から控除してしまうと純額で表示されることになってしまい送料がかかったという事実がなくなってしまうのです。
仕入と比較すると分かりづらくなってしまいがちと言えます。
今回は自己負担の際の取り扱いをご紹介していきましたが、他社負担の場合もあります。
分からなくなってしまわないように、しっかり区分して考えることが大切です。
結論:送料は売上と仕入で明確に区別
工業簿記原価計算における費目別計算(材料費)でも、購入代価に引取運賃を足して、購入原価を計算するというのはとても大切な所と言えます。
では今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/