簿記において、純資産は聞くけど触れたくない人が沢山います。
どうしてわかりづらいのか紐解いていきましょう。
結論
資産と負債の差額だけど、さまざまな項目がある。
1.簿記における純資産とは
簿記において純資産とは資産でも負債でもありません。
資本金かと思う人も多いですが、それは正解であって不正解でもあります。
資本金は純資産の中に含まれますが、他にも沢山の論点が含まれているのです。
2.簿記における純資産は資産と負債の差額
簿記において、純資産は資産と負債の差額でありそれ以上の意味を持たないと言われることがあります。
ですが、その中にはいくつかの項目が含まれていて意味があるのです。
つまり、純資産の項目をしっかり押さえていくのが大切です。
3.簿記における純資産とは【3選】
簿記における純資産とは【3選】は、以下の通りです。
3-1.株主資本
先ずは、株主資本です
株主資本とは、その名の通り株主の資本と捉えておけば間違いないでしょう。
利益や損失は、剰余金の「繰越利益剰余金」に加減算していかなければなりません。
3-2.評価換算差額等
次に、評価換算差額等です
評価換算差額等とは、簡単に言えば利益や損失は確定してないけど、計上しておくべき部分と言えます。
つまり、その他有価証券の時価評価差額を当期の利益や損失に計上するのはおかしいです。
ですが、時価を把握しなくては利害関係者に適切な情報を提供できないため「その他有価証券評価差額金」として認識します。
3-3.新株予約権
最後に、新株予約権です
新株予約権とは、行使することで新株を購入することができる権利を言います。
株主の資本は、純資産に計上するのと同様ですが、まだ株主にはなっていません。
結論:資産と負債の差額だけど、さまざまな項目がある
簿記における純資産とは【3選】
・株主資本
・評価換算差額等
・新株予約権
純資産が嫌いな人はかなり多いです。
どうしてもわからない場合、パターン化して覚えてしまうのもありです。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/