全商簿記は、商業高校において行われる簿記です♪
ですが日商簿記や全経簿記と比較すると、マイナーな資格ではあります。
何の為に取得したのか分からない
と言うのは商業高校出身者が良く口にする言葉でもあります。
結論から言えば、全商簿記にもメリットはあり、気付かないうちに活かされていたり、活用法を知っていれば最大限に利用することが出来るのです。
そこで今回は、以下のことについてご紹介していきます。
1.全商簿記とは
『公益財団法人全国商業高等学校協会』主催 「簿記実務検定試験」のことです
商業高校に入って簿記を勉強する際に、最初に勉強する簿記です。
1級・2級・3級があり、総合的な簿記の勉強が可能な検定でもあります♪
2.全商簿記は意味がないと言われる理由
全商簿記は意味がないと言われる理由に、他の簿記検定があります。
それらは、以下の2つです
・『公益社団法人全国経理教育協会』主催「簿記能力検定試験」
・『日本商工会議所』主催「簿記検定試験」
いわゆる「全経簿記」と「日商簿記」2つです。
これ等2つが実務で有名なので、全商簿記が埋もれてしまっているのが正直な印象です♪
また、比較的勉強した内容に似た問題が出題されることが多く、合格点に辿り着きやすいことが言えます。
これは逆を返すと誰でも取れるという認識になりやすく希少性がなくなってしまうのです
3.全商簿記を勉強する上でのメリット【3選】
全商簿記を勉強する上でのメリット【3選】は、以下の通りです。
3-1.道が広がる
先ずは、道が広がることです
全商簿記を勉強すると、道が広がります。
公式HPには以下のように書かれています
商業高校や商業に関する学科を設置している高校などでは、進路決定に役立つ資格として、簿記は登竜門の資格に位置付けられています。
全商簿記は、就職や進学などにも役に立ち、道が広がるのです。
商業高校で勉強する簿記としての認識があるので、それに合格していればしっかり勉強してきた証明になるわけです。
3-2.知っているを増やすチャンス
次に、知っているを増やすチャンスです
何事も勉強は知っていなければ出来ません♪
全商簿記は思っているよりも簿記の内容としては網羅しています。
ですから、何気なく暗記して解いている方が多いかもしれませんが、後の簿記の勉強に役に立つことが多いです
どうしても検定と言われると早く受からなければならないとなりがちです。
ですが、本質は勉強してきたことを実務内容と照らし合わせて人の役に立つことです。
ですから、知らないことを無くしていくことはとても大切なのです。
税理士や公認会計士の勉強に進み、それを深く勉強していくことも出来るわけです♪
3-3.シンプルな勉強が可能
最後に、シンプルな勉強が可能です
勿論勉強には、そうなる理由があります。
ですが、簿記はそこが一番難しい部分でもあるのです♪
簿記の構造を把握して実務的な内容を理解してそれに対応する会計処理がなされるからです。
ですから、その内容をひとつひとつ理解していく以前に解けると言うことも大切なのです
高校の3年間でその内容をすべて理解することは不可能に近いことです。
その際に、暗記していくようなシンプルな勉強法は理にかなっています。
また、内容を理解したいのであれば先生に聞いて教えて貰えば良いので、それぞれにあった柔軟な内容です。
ですから、逆を返せば疑問があったら直ぐに質問しましょう♪
まとめ
全商簿記を勉強する上でのメリット【3選】
・道が広がる
・知っているを増やすチャンス
・シンプルな勉強が可能
このように、全商簿記が意味ないと言われることもありますが、実際にはそれを活用できない方が多いだけなのです。
「全商簿記は意味がない」という先入観にとらわれずに、上手く活用して勉強していくことが大切です
全商簿記を勉強するに辺りすべて理解している方は少ないと思います。
もし、理解して勉強したいのであれば合格からは遠回りであることは覚えておきましょう♪
ただ、実際にはその内容がわかり、実務に活かせるようにしていければどちらかが間違っているとは言えません。
自分に合った勉強法で行っていきましょう♪
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/