会計上はとても大切な役割を担っていますので、正確に理解していく必要があるのです。
結論
結論から言えば、クリーンサ―プラス関係を保持しつつ正確な利益を公表するために行うのです。
1.組替調整(リサイクリング)について
組替調整(リサイクリング)とは、当期以前においてその他の包括利益が当期に当期純利益を構成する場合に、その額を控除することです。
組替調整(リサイクリング)は、包括利益やその他の包括利益累計額等との関係についてですら頭を悩ますのに、わけわかめと言えるでしょう。
なぜ組替調整(リサイクリング)が必要になるのかその理由について把握する必要が有ります。
2.組替調整(リサイクリング)はなぜ行うのか
組替調整(リサイクリング)は、利害関係者への適正な情報開示を行う為にあります。
取引規模を適切に開示して正確な利益として報告する必要が有ります。
組替調整(リサイクリング)はその為に一躍買うのです。
3.組替調整(リサイクリング)について理解する為のポイント【3選】
組替調整(リサイクリング)について理解する為のポイント【3選】は、以下の通りです。
3-1.クリーンサープラス関係
先ずは、クリーンサープラス関係です
クリーンサープラス関係とは1会計期間における利益と資本取引による変動を除く純資産の変動は一致するという関係を言います。
ですが、その他の包括利益は純資産の変動にあたるので、この関係が維持されなくなってしまうのです。
そんな時に組替調整(リサイクリング)を行うことで、一致するようになります。
3-2.適正な利益
次に、適正な利益です
日本では従来から当期純利益をメインに考えてこられましたので、当期純利益が適正に表示されているかに比重が置かれがちです。
その他の包括利益の計上により適正な当期純利益が計上されなくなってしまうとも考えらえます。
ですが、組替調整(リサイクリング)を行っていれば今まで通りの当期純利益を計上できるのです。
3-3.その他有価証券評価差額金
最後に、その他有価証券評価差額金です
その他有価証券評価差額金で組替調整(リサイクリング)を考えていくことが簡単と言えるでしょう。
考えるのにも難しくなく、組替調整(リサイクリング)の本質について考えるのに適しています。
専門学校などでもその他有価証券評価差額金を利用することが多いですし、組替調整(リサイクリング)を理解する場合には最適と言えます。
結論:組替調整(リサイクリング)は最適な当期純利益の計算に必須
組替調整(リサイクリング)について理解する為のポイント【3選】
・クリーンサープラス関係
・適正な利益
・その他有価証券評価差額金
クリーンサープラス関係について考える場合に、包括利益と純資産を取り上げることがあります。
大切なのは現状どの様な考え方があるかを把握することと言えるでしょう。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/