専門用語と言うと、どういった言葉が思い付きますか?
やはり、自分が勉強してきた分野の言葉が思い付くと思います。
ですが、専門用語が分かっている方同士でないと、通じないので乱用注意なんです。
専門用語には、どんな共通点があるでしょう。
あまり、日常的には使わなくその分野で使われる言葉ですよね。
でも、その事実を表すのに一般的な言葉では適切ではないので新しい用語が出来るわけです。
それも、専門用語を専門用語で説明し出したら知らない方からしたら訳が分からないです。
例えば、
『売上原価』を知らない方に売上から売上原価を引くと売上総利益になります。
と説明しても理解できないですよね。
これは会社でも起こりえます。
ビジネス用語を連発して相手が理解できないと怒ったり呆れるような上司は居ませんか?
良い例になります。
会話には話し手と受け手がおりますので話し手と受け手が双方向から会話を成立させるように努力しなければ意味がありません。
相手がビジネス用語を理解していなければそれは自己満足に過ぎません。
時間の無駄にならないようにASAP(出来るだけ早く)で一般的な言葉に置き換えることを願います。
勉強は座学だけではありません。
人間関係であったり現場でしかえられない理解も勉強です。
人それぞれ勉強されてきた分野は違うわけですから、相手の気持ちや理解できるかどうかを考えながら発言していかなければなりません。
専門用語とは、少なくとも同じ勉強を行っていて無理なく理解し合える関係で速やかに情報を伝えたいときに利用できる便利な用語であることを間違えないことに注意が必要です。
同じ勉強をしていても、初めて会った方の場合だと理解が少し違ったりすればそれだけで会話は成立しない恐れがあります。
・行きつけの店に行って「いつもの。」と注文する。
・毎日朝コーヒーを食後に飲んでる旦那が「食後のあれ。」と奥さんにお願いする。
この場合の「いつもの。」や「食後のあれ。」は専門用語に近いかもしれません。
本来は、勉強していれば理解できるはずの専門用語でもお互いの事がわからないとちょっとした理解の不一致で分かり合えないかもしれません。
相手のことが分かっている上で相手の知っている限りの言葉を利用して説明する。
これが、相手への配慮だと私は考えます。
海外から来た方に日本語でずっと話しますか?
英語を少しでも話して相手が理解できるように話しますよね。
本来は専門用語も乱用せず理解できる程度に抑えることが大切だと考えます。
では、ご視聴ありがとうございました(*'ω'*)