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皆さんは『アブラハム・ハロルド・マズロー』をご存知ですか?
アブラハム・ハロルド・マズロー(Ablaham Harold Maslow,1908年4月1日-1970年6月8日)はアメリカ合衆国の心理学者。
アブラハム・ハロルド・マズロー(以下マズロー)は、人間の欲求には5段階あるとして理論づけた心理学者であり、この5段階を知ることは日常に大きな影響をもたらします。
今回はその内容と日常への活かし方をご紹介していきます。
1.『マズロー』の欲求5段階説とは
5段階の欲求とは以下の通りです。
1-1.生理的欲求
1つ目は生理的欲求です
生理的欲求は、生きていくのに最低限必要な欲求を指します。
・食べたい、飲みたい
・寝たい
・息が吸いたい
1-2.安全の欲求
2つ目は、安全の欲求です
安全欲求はその名の通り、安全でありたいという欲求です。
・セキュリティーのしっかりしている所に住みたい
・インフラ整備、法律等がしっかりしている所で生活したい
・精神的に攻撃される場所を避けたい
1-3.所属と愛の欲求
3つ目は所属と愛の欲求
所属と愛の欲求は、どこかに所属したりして愛情を受けたいという欲求です。
・一人で孤独に生活したくない
・学校で部活やサークルに入りたい
・家族や友達が欲しい
1-4.承認の欲求
4つ目は、承認の欲求です
承認の欲求は、誰かに認められたいという欲求です。
・会社で上司に認められた
・学校で先生に褒められたい
・社会に認められたい
1-5.自己実現の欲求
5つ目は、自己実現の欲求です
自分で思い描く自分の理想を目指していきたいという欲求です。
・自分の理想的な内面や外見を手に入れたい
・何か創造していきたい
2.日常で活かす方法
日常で活かす方法は、様々ありますが、実際に性質を知り、現状を把握して考えを変えていくことが大切です。
実際に考えを変えて日常の行動に活かしていきましょう。
2-1.理論の性質
先ず、理論の性質を知りましょう
この理論では、下の欲求が満たされた場合に次の欲求にいくとされています。
また、承認の欲求より下の欲求は満たされないと満足できないのに対し、自己実現欲求は目的達成へと永遠に続き、満たされることはありません。
2-2.現状把握
次に、現状把握です
生理的欲求と安全欲求は基本的に満足していることが多いでしょう。
所属と愛の欲求、承認の欲求を重視していると他者に依存してしまいます。
これ等は絶対に順番が同じというわけでもなく、人によって異なります。
ですが、基本的に、下の欲求を満たさなければ上の欲求にいけないのです。
2-3.幸せを感じとる感性
最後に、幸せを感じとる感性です
下の欲求が満たされたら次の欲求にいく。
逆を言えば、下の欲求を満たせば良いのです。
欠乏欲求と言われるくらい、承認の欲求より下の欲求は、満たされなければ不満足感が募ってしまいます。
ですから、以下のようにしていく必要があります。
POINT
これを下から順に満たしていくことを意識するとともに、欲求が満たされるように感じ取る感性も磨いていく必要があります。
なぜなら、下の欲求が満たされるかどうかもその程度はひとそれぞれであるからです。
100円のコーヒーで満足する方もいれば、3,000円のコーヒーでないと満足出来ない方もいます。
ですから、100円のコーヒーでも満足できる感覚を忘れずに、基本的には自分のやりたいことに集中して、何らかを創造していけるように考えていく必要があります。
つまり、自己実現欲求を主と出来る環境を作り上げて、自己実現に集中することが大切です
3.まとめ
このように、5つないし6つの欲求を、下の欲求が満たされれば上の欲求にいくと体系づけられているのが「マズローの欲求階層」です。
ですが、これを逆に知っていれば下の欲求が満たされていないことに気付きそこから補っていくことが出来ます。
また、自己実現欲求ないし超越的な自己実現として、社会に貢献したり誰かを幸せに出来るように創造していくことに集中すれば、日常生活で努力すべきことに、正しく最高のパフォーマンスをしていくことが出来ます
その上で、下の欲求を追い求め過ぎることのないよう、幸せで居続けるためにも、勉強を幸せを感じ取る感性も磨いていきましょう。
そのように考え行動していくことで、理論を活かしていけるのです。
では、今回は以上です♪
ご視聴ありがとうございました(^^)/