1.簿記とは何か
簿記ってなに?
馴染みのない方はそう思うと思います。
私も分かりません、ご視聴ありがとうございました♪
すいません(笑)
ただ、それくらい難しい質問になります。
簡単に説明するのであれば、ルールに従って日々の取引を「帳簿」に付けることです。
それはなぜか?
会計の目的が、利害関係者への情報提供だからです。
その情報提供を行うにあたって「帳簿」をつけるのです。
例えばあなたが、
数学ってなに?
そう聞かれたらどう答えますか。
難しいですよね(笑)
こういった定義付けは、1番重要なまとめですがあまり深追いしないことをおススメします。
徐々に理解していくものと考えて下さい。
ですので、何かは置いておいて簿記の流れを紹介します。
2.簿記一巡の流れ
簿記で必ず置かなければいけない帳簿を『主要簿』と言います。
その『主要簿』には、「仕訳帳」と「総勘定元帳」があります。
①「仕訳帳」に取引を記入
その記入の仕方を仕訳と言います。
② 期中に仕訳を行ったら「総勘定元帳」に移す
それを転記と言います。
③ 「決算整理前残高試算表」を作成
その期中に行われた転記が正しく行われてるか帳簿外で確かめます。
④「決算整理仕訳」と呼ばれる仕分を行う
⑤ 「決算整理後残高試算表」を帳簿外で作成
「決算整理仕訳」が正しかったかを確かめます。
⑥ 「総勘定元帳」を締め切る
⑦ 帳簿や試算表を基に『貸借対照表』・『損益計算書』等を作成
簡単に考えれば、この流れは何をやってるかというと取引を「しっかり書く」ということです。
3.簿記を勉強する上で大切な視点
みなさんには、簿記を勉強するにあたってこういう視点を大切にして頂きたいです。
難しい専門用語や、ややこしい取引などが出てきたときに考え直してください。
シンプルに
今なぜこの処理をやっているのか。
そのような考えを持つことによって分かりやすく頭に入ってきやすくなります。
これは、私が勉強している際に色んな方々に言われていました。
当事は
まあそうなんだろうな♪
位にしか思っていませんでした。
ただ、こういった考えを持つことは、後々大きな差を生み出します。
是非皆さんは、最初からこの考えを大切にされてください。
そして、表に関してはどのように書くかが分かれば後は丁寧に集計するだけです。
では、何が一番大切か。
仕訳です
ですが、その元である取引を最初に理解されてください。
そして、取引がどのように会計として表現されているのかを考えていくことが大切です。
これは、企業会計では取引を二つに分解して考える『複式簿記』によっているからです。
例えば、商品を100円で購入した。
このような取引を2つに分解します。
①商品を買った。
②お金を払った。
こちらの2つです。
①から、商品100円が増えたので資産が増えるのは借方つまり左でしたよね。
②から、現金を100円払ったので資産が減るのは貸方つまり右です。
このように、簿記の5大要素がどちらで増えるのかどちらで減るのかを理解してひとつひとつ覚えることが大切です。
焦らずじっくり進めていきましょう♪
以上です、ご視聴ありがとうございました(^^)/